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ウェザーストリップ、角の保護材、紐やチューブ、ドアパッキンなどのシール材は「押出」という手法で成形されるそうです。ゴム通ではこうした製品を数多くラインナップしています。この特集では、それらの商品群をご紹介します。でもその前に、まずは押出成形品とはどのようなものか、また注意点などをチェック!
押出成形品って、なに?
心太(ところてん)はお好きですか? 心太は、天草を煮て冷やしたものを「天突き」に押し通すと、あの紐状の形になるそうです。同じような製法で(実際にはところてんを作るよりもっと複雑だそうですが)、紐形状のゴム製品を作ることができます。
口金にゴム生地を押し当てて成形するこの製法は、連続的に長尺の製品を作ることができるというメリットがある反面、製法上発生する課題もあります。それは・・
注意点、その1「巻ぐせ」
成形機から押し出されたゴム生地は、一旦巻かれてそのまま加熱されます。参考までに、ゴム生地には物性を向上させるために硫黄が添加されており、加熱することでゴムと反応し、あの粘りのあるゴム製品ができあがります。この工程のことを「加硫」と言うそうです。(下図を参照)
※直線的に加硫する方法もあり、すべての押出成形品に巻ぐせがあるわけではありません。
注意点、その2「痕がのこる」
成形機から押し出されたゴム生地が、ベルトコンベアで送り出される過程で製品に折り目のようなものや、痕がつくことがあります。(下の写真を参照)
注意点、その3「白い粉が付着する」
ゴム紐など、押出成形品には下の写真のような白い粉が付着していたり、吹き出したようになっていたりすることがあります。(「白い粉」っていうと、なんか勘違いされそうですね)。この粉の正体は「炭酸カルシウム」で、いわゆる打ち粉のように使われゴム同士くっつくのを防いだり、硬さを調整するためにゴム生地に配合したりするそうです。衛生上問題はないとされています。(もちろん多量に吸い込むと有害ですよ)。水や台所用洗剤で洗い落とすか、落ちない時は有機溶剤で拭き取ってください。
種類の豊富さハンパない、色々な押出成形品
断面が「P形」の押出成形品は、額縁の形に加工することで、”水密ゴム”などに利用されています。ゴム通では、こうした加工までしてくれるから安心。(注意:素材を仕入れて加工するので、最小ロットをお買い上げいただきます)
注意事項
- 現物は写真とは若干色が異なる場合があります。
- ゴム・スポンジ等の使用用途は様々です。ゴム通では、知り得る範囲で素材・製品に関する情報をご提示いたしますが、選定に関する一切の責任を負いかねますのでご了承ください。お客様の責任において幾つかの素材候補で試作・検証を実施され、最終的な素材の選定をされるようお勧めいたします。