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列車の車両やバスの窓ってどう取り付けられているのでしょう? その役目を果たすのが「H型ゴム」。ガラス(アクリルガラスなど)を枠に固定すると同時に、シールの役目も果たします。これをはめ込むには、ちょっとしたコツがあるんです。この特集ではH型ゴムを使って窓ガラスを取り付ける方法をご紹介します。
What is H型ゴム?
マニアの間では「バス窓」として知られる、列車やバスにある、比較的小さな開閉できない窓。どこかで見たことがおありでしょうか? この窓枠に使われているのがH型ゴム(またはHゴム)です。
他にも配電盤や制御盤のボックスの覗き窓、工作機械の扉の窓、点検口などに使われています。
※H型ゴムは、本体にはめ込むことでH型ゴムそのものを固定する「クサビゴム」が付属します。
取り付ける方法は?
Step1 まず必要なものを準備しましょう
■ H型ゴム本体
■ 瞬間接着剤
■ プライマー
■ 丈夫な細い紐
■ 潤滑油スプレー(ホームセンターなどで入手してください)
■ クサビゴムを挿入する専用工具
Step2 H型ゴムを輪にします
H型ゴムをガラス※の周長に合わせて切り、瞬間接着剤を使って接着し輪にします。プライマーで事前に接着面の表面処理をすると接着強度のアップが期待できます。次に、その輪になったH型ゴムをガラスに取り付けます。(怪我にご注意ください)この時しっかりなじむようにしてください。
※アクリルなどが使われるケースが多いですが、ここでは便宜上「ガラス」と表現しています。
Step3 外周の溝に紐を通します
比較的丈夫な紐をH型ゴムの外周に通します。この紐はあとで枠に取り付けるとき大切な役割を果たします。切れにくい丈夫な紐をお使いください。
イメージとしては右の断面図のようになります。
Step4 枠に取り付けます
H型ゴムと紐がはまった状態のガラスを枠に合わせます。この時に紐を開口部の内側を通すようにしてください。
取り付ける方法は、ガラスの置かれている側(向こう側)とは反対側(手前)に紐を開口部より通します。その紐を手前に引っ張りながらゴムの周囲を枠にはめ込みます。(次のステップを参照)まずは紐のある辺から作業を始めます。(開口部のエッジで手を切らないようにご注意ください)
Step5 ファスナーのように留めます
紐を端から徐々に引っ張りあげ、ゴムのひだを持ち上げながら枠にはめ込んで行きます。一度はめ込んでいるところが外れないようにご注意ください。
イメージとしては右の断面図のようになります。
Step6 はめ込み完了!あと一歩です
ぐるりと一周すると、はめ込みが完了します。しかしこれで終わりではありません。この状態ではまたすぐに外れてしまいます。
イメージとしては右の断面図のようになっています。
Step7 クサビゴムで固定します
完成です
お疲れ様でした。これで完成です!
動画でおさらい
どうですか? 以上がH型ゴムを取り付ける方法でした。動画でも取り付ける方法をご紹介していますので、是非一度ご覧ください。