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特集:P・E-ライトの色の数値化
ゴム通 > 特集:P・E-ライトの色の数値化
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ゴム通で扱っている商品の中でも、「P・E-ライト」(ポリエチレンフォーム)はとにかく色のバリエーションが豊富。そのせいか、「これってどんな色?」と聞かれることもしばしば。でも、言葉だけで色を説明するのって、意外と難しいんです。そこで今回は、「その色、できるだけ数値で表してみた」というお話です。

「赤・青・黄」だけじゃ足りませんよね

P・E-ライト(ポリエチレンフォーム)は、緩衝材や什器、展示、模型など、いろいろなところで活躍している素材です。カタログを見ると、色名はだいたいこんな感じで書かれています。

 

「赤・青・黄・緑・灰・黒・白」

 

でも同じ白であっても、いろんな白がありますよね。紙の白とは違う、少し黄みがあったりとか。同じ「青」でも、品番ごとにすこし落ち着いていたり、明るかったり。「灰」も、よく見るとあたたかいグレー/冷たいグレーがある、と言った具合です。さらに「G2」「特黒」など聞きなれないものもあります。

デザインや設計の現場では、Webや資料で、「できるだけ実物に近い色を画面上に出したい」、「印刷物や図面でも、そのニュアンスを伝えたい」、「別素材(塗装・アクリル・紙)で似た色を指定したい」といった細かいニーズがあって、単に「赤・青・黄」だけでは足りなくなってきます。

そこで今回、ゴム通で取り扱いのあるP・E-ライトの色を、目視でディスプレイに寄せながら、CMYK/RGB/HEX(カラーコード)+DIC番号まで落とし込んでみたという、半分実験・半分実務のようなことをしてみました。

検証環境や手順、注意事項は後ほど説明するとして、まずは、数値化したリストをご覧ください!

色の数値化リスト(参考)

注意1:色見本は、あくまでも参考です。機材や撮影環境、素材を置く角度などの要素が異なれば見え方も変わってきます。また、ロットによって色が変化する可能性もあります。さらに、同一ロットでも素材の部位によって濃淡に違いがあります。表中の数値は製造元が提出しているものではなく、あくまでもゴム通独自の調査結果に基づくものです。

注意2:DICのカラーには、メーカーによってそれぞれCMYKやRGBの数値が割り当てられています。表中の数値はメーカーの数値とは一致していませんので、ご了承ください。

品番 C M Y K R G B 色見本
(RGB値から)
DIC
(目安)
色の表現(AIによる)
A-8 0 65 35 15 214 109 116 #D66D74 480 少し白が混ざったような、柔らかい赤
A-8 75 50 0 15 64 104 168 #4068A8 183 標準的な青
A-8 70 10 65 20 59 147 102 #3B9366 215 落ち着いたトーンの中彩度グリーン
A-8 0 10 70 5 248 222 92 #F8DE5C 597 レモン色に近い、明るく鮮やかな黄色
A-8 35 35 35 45 119 110 105 #776E69 514 わずかに赤茶色を含んだ温かみのあるグレー
A-8 55 55 55 50 83 72 67 #534843 521 真っ黒ではなく、こげ茶に近い濃いグレー
A-8 0 9 13 0 254 239 224 #FEEFE0 582B 黄色と赤みがうっすら入ったアイボリー系の白
A-8 G2 40 40 40 10 158 143 135 #9E8F87 652 ベージュっぽさを感じる明るいグレー
A-8 特黒 50 50 50 75 55 45 42 #372D2A 581B 通常の黒より暗いが、わずかに赤みがある黒
A-20 0 9 13 0 254 239 224 #FEEFE0 583 黄色と赤みがうっすら入ったアイボリー系の白
A-20 肌色 0 40 55 0 230 164 109 #E6A46D 31 オレンジ寄りの明るいペールオレンジ
A-12 0 9 13 0 254 239 224 #FEEFE0 582B 黄色と赤みがうっすら入ったアイボリー系の白
A-12 50 50 50 70 62 52 49 #3E3431 582 赤茶色のニュアンスがあるダークグレー
A-12 50 50 50 10 137 121 112 #897970 551 茶色味を帯びたミディアムグレー
B-200 0 9 13 0 254 239 224 #FEEFE0 583 黄色と赤みがうっすら入ったアイボリー系の白
B-200 40 40 40 70 73 64 61 #49403D 526 A-8黒に近い、茶色寄りの濃いグレー
B-200 50 50 55 50 90 79 68 #5A4F44 504 黄色味が強く出ている暗めのグレー
B-200 5 65 38 10 215 112 116 #D77074 274 A-8赤とほぼ同等、ややピンク寄りの赤
B-200 75 45 0 10 61 115 179 #3D73B3 182 A-8青より少し明るく鮮やかな青
B-200 65 10 60 5 88 169 123 #58A97B 93 A-8緑より明るい、草色に近いグリーン
B-200 10 15 100 0 237 210 0 #EDD200 571 A-8黄より濃厚で、少しオレンジ寄りの黄色
B-4 0 9 13 0 254 239 224 #FEEFE0 582B 黄色と赤みがうっすら入ったアイボリー系の白
B-4 34 35 41 70 79 70 62 #4F463E 526 チャコールグレーに近い、明るめの黒
B-4 30 35 40 50 118 104 92 #76685C 552 ベージュの要素が強い明るめのグレー
B-4 0 60 30 0 224 125 132 #E07D84 29 かなりピンクに近い、淡く明るい赤
B-4 70 45 10 0 86 126 180 #567EB4 140 彩度が低く、くすんだ灰みのある青
B-4 60 10 50 0 107 179 146 #6BB392 64 白が混ざったようなミントグリーン系
B-4 0 10 45 8 242 221 151 #F2DD97 590 彩度が低く、白っぽく明るいクリームイエロー
A-110F 40 40 40 40 119 108 102 #776C66 553 標準的なウォーム(暖色系)グレー
A-110F 0 9 13 0 254 239 224 #FEEFE0 583 黄色と赤みがうっすら入ったアイボリー系の白
B-150 G2 15 19 20 40 157 148 142 #9D948E 652 赤みを抑えた、かなり明るいライトグレー
B-150 50 50 50 65 69 59 55 #453B37 526 焦げ茶色に近いダークグレー
B-150 0 9 13 0 254 239 224 #FEEFE0 583 黄色と赤みがうっすら入ったアイボリー系の白
B-150 40 40 40 40 119 108 102 #776C66 653 A-110F灰と同様のウォームグレー
B-150 0 70 35 15 213 98 111 #D5626F 274 A-8赤に近いが、マゼンタ強めの鮮やかな赤
B-150 80 60 0 0 55 106 179 #376AB3 182 紺色に近い、深く濃いブルー
B-150 0 10 70 8 243 217 91 #F3D95B 597 A-8黄に近い、標準的なイエロー
B-150 100 0 80 15 0 141 90 #008D5A 215 青みがなく、深く濃い原色系の緑
B-150H 40 40 40 50 104 94 89 #685E59 554 ニュートラルな暗めのグレー
A-061HF 0 9 13 0 254 239 224 #FEEFE0 582B 黄色と赤みがうっすら入ったアイボリー系の白
A-061HF 50 50 50 65 69 59 55 #453B37 521 焦げ茶色に近いダークグレー
A-122F 0 9 13 0 254 239 224 #FEEFE0 582B 黄色と赤みがうっすら入ったアイボリー系の白
A-122F 75 45 10 0 67 123 179 #437BB3 579B 少し水色寄りの中間的な明るさの青
A-155 0 9 13 0 254 239 224 #FEEFE0 582B 黄色と赤みがうっすら入ったアイボリー系の白
M-082F 若草 55 46 65 0 134 132 99 #868463 513 カーキ色やオリーブ色に近い、渋い黄緑
B-302 0 9 13 0 254 239 224 #FEEFE0 582B 黄色と赤みがうっすら入ったアイボリー系の白
B-302 G2 14 18 20 37 164 155 148 #A49B94 615 かなり白に近い、ごく薄いウォームグレー
AR-102E 15 19 22 34 168 158 149 #A89E95 442 ベージュがかったごく薄いグレー
AR-102E 0 9 13 0 254 239 224 #FEEFE0 582B 黄色と赤みがうっすら入ったアイボリー系の白
AR-102E 50 50 50 75 55 45 42 #372D2A 581B 通常の黒より暗いが、わずかに赤みがある黒
RL-150FR 50 50 50 75 55 45 42 #372D2A 582 AR-102E黒と同様、赤みのある深い黒
B-300FRE 40 40 45 25 139 126 112 #8B7E70 549.5 土壁のような茶色がかった中間のグレー
RP-300S 0 9 13 0 254 239 224 #FEEFE0 582B 黄色と赤みがうっすら入ったアイボリー系の白
RP-300S 60 60 65 50 77 66 56 #4D4238 516 黄色成分が多めの茶色っぽいダークグレー
RP-300S 45 45 50 45 104 93 82 #685D52 552 暗めの濃いブラウン・グレー
RP-300S 特黒 60 60 60 65 58 48 44 #3A302C 581B かなり濃いこげ茶色に近い黒
RP-300FRE 50 50 50 55 83 73 68 #534944 541 明るめの茶色っぽい黒
RP-300FRND 40 40 40 45 112 101 96 #706560 550 わずかに赤みのある標準的なウォームグレー
M-072FD 20 80 60 10 190 76 77 #BE4C4D 295 レンガ色に近い、くすんだ暗めの赤
M-072FD 55 25 20 0 125 166 188 #7DA6BC 68 彩度を落とした、くすんだパステルブルー
M-072FD 0 16 55 0 253 217 130 #FDD982 9 白が多く混ざった、パステル調のクリーム色
M-072FD 50 10 55 10 140 188 136 #8CBC88 398 抹茶ミルクのような白っぽく淡い緑
D-104F 50 25 15 0 139 171 196 #8BABC4 69 灰色がかなり混ざったごく淡いブルーグレー
B-200H 0 9 13 0 254 239 224 #FEEFE0 583 黄色と赤みがうっすら入ったアイボリー系の白
B-200H 40 40 45 50 104 94 84 #685E54 554 褐色がかった暗いグレー
B-200H 70 45 10 0 86 126 180 #567EB4 181 B-4青と同じく、少しグレーが入った青
AB-100F 60 15 55 0 111 172 134 #6FAC86 43 セージグリーンのようなお洒落なくすんだ緑
AE-100 50 45 50 80 46 41 36 #2E2924 521 他の「黒」より一段暗い、かなり深い黒
AE-200 60 30 80 85 29 22 17 #1D1611 521 今回の全製品の中で最も暗い、漆黒に近い黒
AE-150 60 55 60 80 37 31 25 #251F19 521 AE-100よりさらに暗い、深い黒
B-150AS G2 25 25 30 30 158 150 139 #9E968B 442 ベージュが混ざったような温かいライトグレー
B-300AS 0 45 20 5 236 162 168 #ECA2A8 29 赤というよりは、濃いめのサーモンピンク
B-300AS 45 20 15 0 151 183 202 #97B7CA 44 白をたっぷり混ぜた、明るいパステルブルー

検証環境の説明です

【機材】

  • MacBook Pro 14インチ(2021年モデル)
  • ディスプレイ設定: Apple XDR Display(P3-1600 nits)
  • 輝度: 最大
 

【照明環境】

室内で、LEDの昼白色(標準的な事務所照明に近いイメージ)。
色評価ブースなどは使わず、「ふだんの制作環境に近い条件」で行っています。

色合わせの手順1。Illustratorを使う

サンプルをディスプレイのすぐ手前に約75度程度(ディスプレイ面に対して少し斜め)にセットしました。この角度が地味に効いてきます。表面の凹凸が影になり、彩度もすこし抑えられてしまいました。実際に、「白」は完全な真っ白ではなく、少し黄みを帯びたオフホワイトとして再現されました。「青」は、画面上で合わせると、実物の方が一段鮮やかに感じることが多かったです。この“ズレ”も、今回のデータを読み解くうえで大事なポイントです。

色合わせの手順は、あくまで「人間の目で見て、近く感じるところまで」追い込む作業です。この作業にはAdobeの「Illustrator」というアプリを使いました。ある程度大きさのある長方形を描き、塗りをCMYKで指定し、C/M/Y/Kのスライダーを動かしながら「色味」「明るさ」「鮮やかさ」が、目で見て一番近いと感じるポイントまで調整。そのときのCMYK、RGBを記録。その様子がこの写真です。(黄色が若干強いですよね...汗)

 

イラレで色合わせ

 

  • 【補足:カラーモードについて】
  • CMYK: シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色のインクで表現する印刷用のカラーモデル。
  • RGB: レッド・グリーン・ブルーの光の三原色で表現する、モニターやスマホなどの画面表示用。

色合わせの手順2。DICのカラーガイドを使う

Illustratorを使った色合わせの方法に加え、DICのカラーガイド21版(1・2・3巻)も使いました。LED昼白色のもとで、サンプルとDICのカラーチップと見比べます。これがなかなか大変で、ピッタリくるものが見当たらないこともしばしば。「これってこれが近いかな〜」って感じで色を探した、というのが正直なところです。ですので、これもあくまでも参考としてください。厳密な色を定義するものではありませんので目安程度としてご利用くださいね。(下の写真でもわかるように、ぴったりの色がなかなか見当たりません)

 

DICの色見本と比較

数値にしてみて、見えてきたこと

色をひとつずつ画面に寄せて、DICと見比べて…という作業をしてみると、「白」と呼んでいる色が、紙の白とはまったく違うオフホワイトだったり。「G2」「灰」とひとくくりにしていたグレーにも、それぞれの個性があったり。同じ“赤”でも、品番ごとにわずかにトーンや黄みが違っていたり。そんな、カタログの色名だけでは見えてこない部分が、少しずつ浮かび上がってきます。

今回のカラーチャートは、その「差」を、デジタルと印刷の世界に翻訳してみた小さな記録です。打ち合わせで色の話をするとき、モックアップをつくるとき、素材をまたいで色を合わせたいときに、この表を手がかりにしながら、「じゃあ、このPEライトの青(B-200の青)を基準にしよう」といった会話が少しでもしやすくなれば、この特集の情報は十分、役目を果たしたと言えると思います。

最後にひとつだけ。今回まとめた表はとても便利だとは思いますが、これだけを頼りに、最終決定までするのはおすすめしません。理由はシンプルで、繰り返しますが、モニタの違い、照明の違い、紙やインクの違い、P・E-ライト自体のロット差などによって、「同じ数値でも、見え方はいくらでも変わる」からです。おすすめの使い方は、この表で「方向性」を合わせ、実物サンプルや校正刷りを並べて、目で見て判断するという二段構えです。

今回の調査結果が素材選択の一助になれば、という思いでいっぱいです。

お知らせ(免責事項)

本ページは、正確で科学的な情報について詳述したり、数値的なデータを提示したりすることが目的ではありません。あくまでも目安としての情報を提示しているにすぎません。本ページに掲載される情報や、リンクされている動画の内容は、制作者である 株式会社扶桑ゴム産業 ゴム通事業部(以下「制作者」)が独自に調査・実施したものです。使用範囲、性能等などは、保証値ではありません。したがって、使用目的や用途、条件等に適合しているかどうか、使用者ご自身が自己責任のもとに判断しご利用ください。本ページにある情報を利用することで発生するいかなる危険や問題については、利用者ご自身が負担するものとします。制作者側は一切の責任を負うことはできません。個別製品の詳細な仕様については必ず、各製品のメーカーに直接お問い合わせください。