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ゴム通 > たのしく学ぶゴム素材「SBR」

私たちの生活を見渡すと、そこら中にゴム製品があふれています。でも、そこに使われているゴムの多くは、実は天然ゴム「だけ」ではないことをご存知でしょうか? 今回は、天然ゴムの代用品として生まれ、今では世界で最も大量に生産・消費されている合成ゴムの王様、「SBR」(スチレン・ブタジエンゴム)の世界へご案内します。
天然ゴムのコピー? 科学が生んだ「SBR」
博士、街を歩いていると自動車がいっぱい走ってますけど、あのタイヤって全部『天然ゴム』でできてるんですか? もしそうなら、ゴムの木が世界中からなくなっちゃいませんか?

鋭い質問じゃな。実はお主の言う通り、タイヤのすべてを天然ゴムで賄うのは不可能じゃ。
そこで活躍しているのが今回の主役『SBR』じゃよ。前回少し触れたが、かつて戦争によって天然ゴムが手に入らなくなった時代、科学者たちが必死になって開発した、天然ゴムの性質を人工的に再現しようとした合成ゴム……それがこのSBRなんじゃ。
そこで活躍しているのが今回の主役『SBR』じゃよ。前回少し触れたが、かつて戦争によって天然ゴムが手に入らなくなった時代、科学者たちが必死になって開発した、天然ゴムの性質を人工的に再現しようとした合成ゴム……それがこのSBRなんじゃ。
【深掘り】SとBのコンビネーション
人工的にゴムを作るなんてすごいです! でも、SBRって変な名前ですね。どういう意味なんですか?
これは材料の頭文字じゃよ。
プラスチックの原料にもなる硬い『スチレン(Styrene)』と、ゴムの弾力のもとになる『ブタジエン(Butadiene)』というガスを化学的に結合させて得られる『ラバー(Rubber)』で、Styrene(S)・Butadiene(B)・Rubber(R)を合わせてSBRと呼んでおる。
天然ゴムの成分構造を真似しつつ、人間が扱いやすいように改良された『汎用ゴム』の代表格なんじゃ。
プラスチックの原料にもなる硬い『スチレン(Styrene)』と、ゴムの弾力のもとになる『ブタジエン(Butadiene)』というガスを化学的に結合させて得られる『ラバー(Rubber)』で、Styrene(S)・Butadiene(B)・Rubber(R)を合わせてSBRと呼んでおる。
天然ゴムの成分構造を真似しつつ、人間が扱いやすいように改良された『汎用ゴム』の代表格なんじゃ。
【天然ゴムとSBR、何が違うの?】
天然ゴム(NR)とSBRは非常によく似ていますが、得意分野が少し異なります。
- 1. 天然ゴム(NR)
特徴:反発弾性が高く、引き裂きに強い。
弱点:天然物なので品質にばらつきがある。熱に弱い。
用途:トラックのタイヤ、輪ゴムなど。 - 2. SBR(スチレン・ブタジエンゴム)
特徴:品質が一定で大量生産できる。摩耗(すり減り)に強い。
弱点:弾力は天然ゴムに少し劣る。発熱しやすい。
用途:乗用車のタイヤ、靴底、床材、ホースなど。
なるほど! 天然ゴムは『瞬発力のあるアスリート』で、SBRは『タフで安定感のある働き者』って感じですね。だからすり減っちゃいけないタイヤや靴底に使われるんだ!
実は身近なSBR、「安さ」も魅力?
性能以外にも、みんながSBRを使う理由ってあるんですか?
もちろんあるぞ。それは『コストパフォーマンス』じゃ。
SBRは品質が安定している上に、天然ゴムに比べて安価に大量生産ができる。性能と価格のバランスが非常に良いため、ゴム製品の材料としてのSBRはかなり普及しておるんじゃよ。
SBRは品質が安定している上に、天然ゴムに比べて安価に大量生産ができる。性能と価格のバランスが非常に良いため、ゴム製品の材料としてのSBRはかなり普及しておるんじゃよ。
【SBRの特徴まとめ】
SBRの基本特性 SBRは「最も使われている合成ゴム」として、ゴム産業の根幹を支えています。
| 項目 | 評価 | 解説 |
|---|---|---|
| 耐摩耗性 | ◎ | こすれても減りにくいため、タイヤや靴底に最適です。 |
| 安定した品質 | ◎ | 工場で化学合成するため、天然ゴムのような不純物がなく品質が均一です。 |
| 耐老化性・耐熱性 | ◯ | 天然ゴムに比べると、熱や空気による劣化に対してやや優れた性質があります。 |
| 苦手なこと | × | 油には弱く、溶けて膨潤してしまいます(基本的に耐油性はありません)。 |
▼次に学ぶべきゴム素材は「IIR(ブチルゴム)」
SBRは万能に見えるが、実は苦手なことがもう一つある。それは『気体を通しやすい』ということじゃ。
タイヤのゴムとして優秀なSBRじゃが、空気を閉じ込めておく用途には向かない。では、タイヤのチューブやインナーライナーには何が使われているか分かるかの?
次は、気体をほとんど通さない驚異の気密性を持つ合成ゴム『IIR(ブチルゴム)』じゃ。空気を逃がさない"密封の番人"とも呼べる、ユニークなゴムの話をしようかの。
タイヤのゴムとして優秀なSBRじゃが、空気を閉じ込めておく用途には向かない。では、タイヤのチューブやインナーライナーには何が使われているか分かるかの?
次は、気体をほとんど通さない驚異の気密性を持つ合成ゴム『IIR(ブチルゴム)』じゃ。空気を逃がさない"密封の番人"とも呼べる、ユニークなゴムの話をしようかの。
お知らせ(免責事項)
このページはゴム素材をやさしく紹介することを目的としており、厳密な設計資料ではありません。
本ページは、正確で科学的な情報について詳述したり、数値的なデータを提示したりすることが目的ではありません。あくまでも目安としての情報を提示しているにすぎません。本ページに掲載される情報や、リンクされている動画の内容は、制作者である 株式会社扶桑ゴム産業(以下「制作者」)が独自に調査・実施したものです。使用範囲、性能等などは、保証値ではありません。したがって、使用目的や用途、条件等に適合しているかどうか、使用者ご自身が自己責任のもとに判断しご利用ください。本ページにある情報を利用することで発生するいかなる危険や問題については、利用者ご自身が負担するものとします。制作者側は一切の責任を負うことはできません。個別製品の詳細な仕様については必ず、各製品のメーカーに直接お問い合わせください。
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