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音や振動、衝撃を熱エネルギーに変換して吸収してしまうのが制振ゴムです。OA機器やパソコンの電子機器をはじめ、輸送機器や機械設備などで使用されています。この特集ではサイトで紹介している制振材をピックアップ。そのヒミツをご紹介します。
制振材のヒミツ、振動を熱に変換

「音が発生する」、「振動する」などは言い換えると運動エネルギーの働いた結果のことですよね。
右の模式図は、位置エネルギーが運動エネルギーに変化し、それが床面に衝突している様子を図示したものです。
ボールが床面に衝突すると、ボールの持つ運動エネルギーが、大きな音に変化したり、跳ね返るためのエネルギーになったりするわけです。
制振ゴムは、この運動エネルギーを熱エネルギーに変換して衝撃や振動、音などを抑える特長があります。
制振材の実力を動画でチェックしてみましょう!
いろんな素材に鉄球を落として、跳ね返り具合を比較してみました。
今回テストしたのは、アクリル板、ゴムスポンジ(クロロプレンゴムのスポンジ硬さ25)、軟質の合成ゴム(クロロプレンゴム硬さ 45)、そして、制振材の「ハネナイト」です。
いずれも、厚さ 3ミリのシート(アクリルを除く)。制振材「ハネナイト」は衝撃を吸収して鉄球が跳ね返っていないことが一目瞭然ですね。
使い方いろいろ、制振材「ハネナイト」
ハネナイトは振動・衝撃吸収性に優れた制振ゴムです。外力を受けても、ほとんど反発せずにエネルギーを吸収します。物性・耐久性は一般のゴムと同等です。落としても跳ねないボールを実現するゴムの常識を超えたゴムです。制振・防振・静音化に役立つゴムです。
衝撃吸収率 97.5%、「VBRAN(ヴィブラン)
「VBRAN(ヴィブラン)」は振動減衰を利用して、振動体が発生している振動及び音を減少させる防音対策部材です。
振動している金属板や樹脂板に直接貼りつけることにより、振動及び騒音を抑えます。
まだまだあります制振材(スポンジタイプ)
「ハネナイト」のスポンジ
こちらの商品は制振材、ハネナイトのスポンジタイプ。比重は 0.3なので軽量です。また、気泡が連結していない「独立気泡」タイプのスポンジです。静音、低振動部品の部材として使用されます。
反発をピタッと止める「ピタフォーム」
低反発軟質発泡体、「ピタフォーム」はバリエーション豊富です。
燃えにくいタイプのもの、帯電を抑制できるタイプのものなどがあります。
低反発性フォーム「EGR-2」
バウンドレス性を有するクッション用ポリウレタンフォーム。
軽く、クッション性・耐久性に優れ、密度と硬さのバリエーションが豊富です。
ポリウレタンフォームは連続気泡となります。
環境にやさしい柔軟フォーム 「500-S」
エチレン・酢酸ビニール共重合樹脂フォームの柔軟フォームタイプです。EVA(Ethylence Vinyl Acetate)フォームは柔軟性や弾力性に優れ、環境ホルモンを含まない安心な素材です。塩素等のハロゲン成分を含みません。
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