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CM制作の舞台裏(日刊工業新聞社主催「第1回モノづくり企業CM大賞」受賞作品)
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ゴムを切削?

工業用ゴム・スポンジの素材販売でおなじみのゴム通は、この度日刊工業新聞社主催「第一回モノづくり企業CM大賞」にエントリーし、グランプリを受賞いたしました。CM制作までの過程や、30秒という短い尺に注ぎ込むスタッフたちの熱い思いとその舞台裏をご紹介いたします。

 

CM動画のご紹介

動画は日刊工業新聞社主催「第1回モノづくり企業CM大賞」グランプリ受賞作品です。

(注意:音がでます)

 

CM動画、制作の経緯

2015年晩夏、一つの話が舞い込んできました。それは「日刊工業新聞社」主催のCM動画のコンペがあるということ。これまで社内では営業ツールとして動画を作ってきた経緯があるものの、本格的なCM作りについては全くの未経験。上位をねらって賞を獲得するということを最終目標とするわけではなく、こうした制作の経験を通して、社員のモチベーションをアップさせ、一致団結を促進させる良い機会になるのではということで、プロジェクトがスタートしました。しかし、そこには幾多の困難が待ち受けていたのでした。

 

日刊工業新聞社主催「第1回モノづくり企業CM大賞」
モノづくり企業CM大賞の概要はバナーからご参照ください。

ディレクターの下した決定、それは驚くべきものだった!

当然ながら単なる「企業紹介ビデオ」ならつまんない、コンセプトをしっかり練り上げそれを視聴者に伝えたい。その命題をクリアするためにCMをどう仕上げるか? プロジェクトを監督する小林、映像のディレクターである今井、エディターの三宅の3人でスタートしたこのプロジェクトはいきなり暗礁に乗り上げたのです。企画段階で多くの議論が交わされました。長い話し合いの末、今井が導き出した答えは・・・

 

ワンカット・逆再生

 

というものだったのです。

 

実際に制作となると、話が違う!

図面をお客様から受け取り、それを受注処理のためにパソコンに入力し、現場が図面を受け取りパパッとゴム部品を製造し出荷する。これら一連の流れを30秒の尺のなかで表現する。しかもワンカット・逆再生で。実際作るのは口で言うほど楽ではありませんでした。

 

でも、逆再生ってどうする?

 

まずは絵コンテ作りから始まりました。話がややこしくなりそうなので、はじめから「逆再生」で前述の流れをネームのなかで表現しました。

 

 

しかし、絵コンテの内容を演じるのは簡単ではありません。思考回路はまさに混乱状態!どう見えるかを頭のなかで逆にたどって行く必要がありました。練習に練習を重ねてなんとか形になって行きました。

 

熱心に演技指導をする小林

 

幾度も動きを体に覚えさせる演者の小暮

 

本番当日は、東北の「めんこいエンタープライズ」から“本物の”カメラマンとディレクターが来社され、撮影の舞台裏を取材されました。

 

撮影が終わって編集となると…

小型カメラをジンバルに搭載し手ブレを抑え撮影。どうやっても2分半ぐらいになってしまいます。手元にある素材を編集し、すべてを30秒以内に収めなければなりません。カットを入れれば比較的編集するのはたやすいものの

 

「ワンカット」が大きな縛りになりました。

 

素材の一番いいところを見せるための編集は秒単位。まさに30秒の尺に多くの時間と情熱を注ぎ込んだのでした。

 

 

【使用機材・アプリケーション】

カメラ:Woodman Labs製 GoPro HERO4

ジンバル:Feiyu Tech製  FY-G4 ULTRA

編集:Apple製 FInalCut Pro X + Motion5

メイキングビデオ

動画を作るまでの舞台裏をメイキングビデオにまとめました。

(注意:音がでます)

 

やってよかった。(編集後記)

なんだかんだありました、本当に。企画段階から編集、作品を投稿するまであれやこれやと。でも一つのことをみんなでやりきった感はあります。ですから、賞はいただかなくてもいいんです。(でも本音は賞をいただけたらいいけど…)みんなで流した汗と涙(大げさですね)、一致団結、協力し合う気持ちなどなど、かけがえのないものを得ることができたのです。これが一番の収穫です。
この機会にご協力いただいたすべての方々に心より感謝を申し上げます。
 
(2016/3/22 追記)
その後、ビッグニュースが飛び込んできました。なんとこのCMがグランプリを受賞したとのこと。「何かの間違い?」ではないようです。思ってもみなかったこの嬉しい知らせにだれもがびっくり。みんなの努力がこうして実を結び評価されたことを素直に喜びたいと思います。
 

加工情報について

ゴムを切る、削る、接着するなど、ゴム通の加工技術やよもやま話をゆるいタッチでご紹介するしている別サイトがあります。どうぞ訪問なさってください。

おまけ

広島弁バージョン(注意:音がでます)